店舗探検
こんにちは、学生レポーターの野家と川井です。
私たちは今回、コープさっぽろ二十四軒店に潜入して、コープさっぽろの取り組みを探ってきました!
実は、普段あまりスーパーに行くことのない私たち。スーパーをどう見て回ればよいかも、商品をどう見比べればよいかもよく分からない状態でした。
でも、これってきっと私たちだけではなくて、同じ「スーパー初心者」の学生は他にもたくさんいるはず…!
そして今回、そんなスーパー初心者仲間にお伝えしたい「コープさっぽろの推しポイント」をたくさん発見してきました。
この記事をきっかけに、みなさんがもっとコープさっぽろに興味を持ってくれたらうれしいです。
また、日常的にスーパーを利用する方々にとっては、「こんな視点でスーパーを見ることができるんだ」と新鮮な気持ちになっていただける記事になっております。
全力でレポートしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください!
まずは、記事本編に入る前に私たち学生レポーターの自己紹介をさせてください!
野家菜々子(のいえ・ななこ)
野家菜々子(のいえ・ななこ)
学生レポーターの野家菜々子です。大学2年生です。
昔から漠然と“ひと”に興味があって、今は心理学やコミュニティについて学んでいます。
コープさっぽろを見学する時には、「普段スーパーに行くことがほとんどないからこその視点」を大事に取材をしようと心がけました。
「スーパーってこんなに見どころたくさんあったんだ…!」と驚きの連続だったので、その気持ちをみなさんに共有できたらいいなと思います。
川井彩奈(かわい・あやな)
川井彩奈(かわい・あやな)
学生レポーターの川井彩奈です。大学3年生です。
小さな頃から絵を描くことが好きで、グラフィックデザインやイラストレーション、油絵を勉強しています。
今回コープさっぽろに潜入するのは2回目。初めは他のスーパーとあまり変わらないイメージがありましたが、実際に足を踏み入れてみるといろんな魅力・発見がありました!それぞれの視点でコープさっぽろの推しポイントを伝えていければと思います。
コープさっぽろ二十四軒店
・住所/札幌市西区二十四軒3条1丁目2‐30
・営業時間/9:00~21:45
・電話番号/011-612-0931
▼地図やテナント情報などはこちらをご覧ください。
https://map.sapporo.coop/store/detail/0024/
そして、今回取材をさせていただいたコープさっぽろ二十四軒店では、尾崎店長からお話を伺いました。
コープさっぽろ二十四軒店内を見て回り、尾崎店長とお話させていただいたことで、さまざまな魅力を知ることができました。
数ある魅力の中から選抜して、私たちが見つけた5つの推しポイントをご紹介します!
それではここから記事本編スタートです!
推しポイント①やさしさあふれる食品コーナー
ここでは私たちが素敵だと感じた、“やさしさ”がつまった食品コーナーを紹介していきます。
家庭の味を思い出すお惣菜
学生のみなさん!突然ですが、一人暮らしはしていますか?
自炊って材料費もかかるし時間もかかってすごく大変ですよね。分かります。
お母さんの手料理、恋しくなりませんか?
そこでおすすめしたいのが、コープさっぽろの“やさしい味付け”のお惣菜です!
かぼちゃ煮、きんぴらごぼう、切干大根の煮物など、家庭に出てきそうなメニューばかり。
店内に並ぶ数多の商品たちをよく見てみると、実はさまざまなカタチの“やさしさ”が詰まっていることに気づきました。
お惣菜の材料がシンプルなことが特徴で、“実家の味”を思い出してしまいそうな商品がたくさんありました!
例えば「北海道産かぼちゃ(小)煮 佐々木十美さん監修」に使われている材料は、「かぼちゃ、砂糖、しょうゆ、みりん」だけ!
なんと、家庭によくある調味料だけで味付けされていたのです。なじみのある食材を使っているからこそ、家庭の味を思わせるあたたかさがありますね。
ワンコイン以下という“お財布へのやさしさ”もあり、いつでもだれにでも心強いお惣菜だと思いました。
他にもひじき炒め、きのこ炒めなどさまざまなお惣菜があるので、忙しくて自炊する余裕がない人も、一人暮らしを始めて母の味が恋しくなっている人も、コープさっぽろのお惣菜でホッと一息つけることまちがいなしです!
これなら自炊で時間が取られることもなく、手軽においしい料理を食べることができますね。
種類豊富!カット野菜
みなさん、普段から野菜を意識して摂れていますか?なかなか毎回の食事でバランスよく摂るのは難しいですよね。
コープさっぽろにはカット野菜というものもあります!他のスーパーと比べて種類がかなり豊富で、「いろいろミックス食卓彩る10品」「コープの彩りキャベツ」「シャキッと新鮮な千切りのキャベツ」など、さまざまなカット野菜が店舗に並んでいます。
入れるだけで手軽に何品目もの野菜を取ることができて、ヘルシーで彩りのある食事が楽しめるところが、コストパフォーマンス、タイムパフォーマンス的にも、学生にとてもやさしい商品です。
コープさっぽろにはさまざまな種類のカット野菜がお手頃な価格で並んでいるので、普段野菜は高くて色々食べた方がいいのは分かっていても実際にはなかなか…。という方にもかなりおすすめです!
何をするにも体が資本!忙しい中でも、健康には気を付けて過ごしたいですよね。
洗わずに食べることができるパッケージサラダ商品もあるので、課題やアルバイトに追われる学生にもかなりおすすめです。
スパイス・コーヒー量り売りコーナー
コーヒーだけでもこれだけ種類があり、中にはコープさっぽろオリジナルブレンドもあります。少量でいろんなコーヒー豆のコクや酸味、苦味の違いなどを飲み比べできるのが面白いですね。
ネットで気になるレシピを見つけたけれど、「この調味料持ってない!」とか、「買ってみたはいいけれど他の使い方が分からなくて調味料がたくさん余ってしまった!」ということ、あるあるなんじゃないかなと思います。
この量り売りであれば、今回使う分だけ買うといった便利な使い方ができ、安く手軽に手に入る上にちょっと試すこともできるため、料理上手に一歩近づく可能性も!
なかなか他のスーパーでは見ないスタイルだなと思ったのと、スパイス一回転100円という安さが驚きでした!
また、肉使い切りコーナー・小さいお肉(80g)・ちょこっとサラダ・6パックの小さなサイズの豆腐など、ちょっとだけ食べたい時に買いやすい商品がたくさんありました。
少量パックの食品であれば、無駄に多く買ってしまって余らせたり腐らせてたりしてしまう心配もいらないのでおすすめです!
そもそもコープさっぽろは「一人でも不自由なく買い物ができる!」を目標にされているそう。「あまり多く買う必要がない!」という一人暮らしの方や、私たちと同じ学生の方もうれしいですよね。
推しポイント②面白い工夫が込められた商品
スーパーにはたくさんの商品が並んでいますが、それぞれがどのような特徴を持っているのかって、ぱっと見ただけでは少し分かりにくいように思います。
今回取材をしてみて「へえ~、そんな特徴があるのか!」「へえ~、これは面白い!」と思った商品を2つご紹介します!
「センターカット」って知っていますか?
生きた麹の入った味噌、餃子の皮のようなピザ生地、黄金育ちシリーズなど….。
取材の中で面白い商品をたくさん見つけたのですが、その中でも特に気になった商品は「センターカットのおさかなたち」です。
みなさんは「センターカット」と言われてどんな商品なのか想像できますか?
ぱっと見、スーパーでよく見る切り身と同じに見えます。でも実は、センターカットのお魚たちは、背骨が真っ二つに切られているのです!!
\………え~~どういうこと~~????/
皆さんの心の声が聞こえました。分かります。どういうこと?ってなりますよね。
詳しく説明していきます!
普通、スーパーで売っている魚は背骨に沿っておろされていて、どちらか一方の切り身にのみ骨がついている状態になっています。しかし、それだと骨の周りの凝縮したうまみが片方に偏ってしまっているのです。
一方、魚の骨を半分にスライス(センターカット)すると、両方の切り身に骨がついている状態になってうまみが均等に含まれるようになります。さらに、骨が残ることで、調理する時に煮崩れしにくいという効果もあるそうです。
きっと、今回「センターカット」を教えていただかなかったら、切り方の違いでどんなふうに変わるのかを知らなかったし、パッケージの文字を特に注意してみることもなかったと思います。
こういうところにも注目して商品を見てみると、新しい発見があるんだなぁと、感動しました。
また、コープさっぽろでは新鮮な魚を使った惣菜が豊富に揃っているのもうれしいポイント。なんと、店内にある調理場で作っているのですよ!
他のお惣菜コーナーも含めて、実際の調理場が買い物をしている組合員さんから見ることができるところがすごく魅力的だと感じています。
調理している音や匂いなどから、本当にこの場で作られているんだなという安心があったり、食欲をそそるようなおいしそうな匂いが漂ってきたりして、より購買意欲を誘う環境だなと感じました!
見た目・味ともに最高なオリジナルスイーツ
センターカットに続いて気になった商品は、「コープさっぽろのオリジナルスイーツ」です。
みなさんは、コープさっぽろのおいしそうなスイーツを見かけたことがありますか?実はコープさっぽろには「トヨヒコ」と「いなぞう」という名前のスイーツブランドがあって、ご褒美にぴったりなスイーツたちが売られているんです。
私が特に気になったのは「生ドラいちごサンド」です。イチオシ商品と書かれていたこともあってたっぷりな生クリームと大粒のイチゴが入ったこのビジュ…最高です。
そしてこれらのスイーツたちは見た目も美しいですが、なんといっても味も一級品!
今回の取材を機に、ずっと気になっていたイチゴのスムージーを飲んでみました。スーパーでこんなに本格的なスムージーを飲めてしまうのですね…。ジューシーさあふれる舌触りも最高でした。
また、お土産用の白い箱も用意されているので、生活用品の買い物ついでにハイクオリティな手土産を用意できちゃうところが便利だなと思いました。スーパーで専門店のようなスイーツを楽しめるなんて、一石二鳥です。
推しポイント③働く人の思いが伝わってくるところ
取材に行く前までは、スーパーって生活のために必要なものを買いに行くだけの場所だと思っていました。少し無機質なイメージです。でも、コープさっぽろに足を運んでみると面白い取り組みがたくさんあって、その取り組みにはコープさっぽろで働くみなさんの思いが込められていることが分かりました。
素敵なポップ
例えば、店内にたくさんあるポップ。ブラックボードに書かれたポップは「黒板ポップ」というそうです。
実は、店内の黒板ポップはすべて、二十四軒店で働くみんなが心を込めて手作りしたものです。担当者が実際に食べたり使ってみたりして、イチオシの商品に黒板ポップを添えています。
かわいらしいポップの一つひとつに担当の方々の熱い思いが込められていると思うと、その商品を買ってみたくなっちゃいますね。
また、鮮魚コーナーには担当の方の顔写真付きポップも発見!どんな人が売っている商品なのか分かると安心ですし、自信をもって商品を売り出していることが伝わってきました。
売る人の思いが書かれたポップは、「コトポップ」と呼ばれています。キレイに作られたポップはもちろん素敵ですが、思いを伝えることを一番大切にしているので、従業員のみんなの個性がポップに表れています。
思いのこもったポップがあることで、商品一つひとつに販売者の方や生産者の方の顔が自然と浮かんできます。そういうスーパーって、なんだかとても温かい場所だなとほっこりしました。
「ちょうどこれ求めてたよ~!」が見つかる種類の豊富さ
また、商品のラインナップからも人の思いが伝わってきました。例えば、お惣菜コーナーのカツを見てみると、なんとびっくり、種類が多すぎる!!
かつ丼は普通サイズ、半分サイズ、2倍サイズの3種類。また、卵でとじたカツは、大きさが2種類あります。さらに、もっといろいろな味を楽しみたい!という方のために、うどんとかつ丼のハーフセットまで用意されているのです。
いくらなんでも用意が良すぎるよ、コープさっぽろ…!!おいしいお惣菜がどんな人にもちょうどよい形で用意されているなんて、すごく素敵です。
コープさっぽろ全体としては「おいしいお店」を、そして二十四軒店としては「一人の方も不自由なく買い物できるお店」を目指しています。そのため、一つの商品に対して複数種類を用意することにも力を入れていますよ。
野菜や生鮮コーナーを見てみても、大容量パックから小分けされたものまで用意されていて、どんなニーズにも対応してみせる!というコープさっぽろの優しさと心意気を感じました。
組合員さんの声をしっかりキャッチ
さらに店内を散策していると、コープさっぽろの組合員さんの声がきっかけで取り扱いが始まった商品を発見!
「あすなろ牛乳」です。あすなろ牛乳はコープさっぽろ農業賞を受賞したことのある牛乳で、コープさっぽろが発行している広報誌Cho-co-ttoでも紹介されました。すると、「この牛乳を飲みたいけど、これを作っている場所まで飲みに行くのは遠いなあ…」という声が上がり、この声に応える形で一部店舗(札幌市内は二十四軒店、ソシア店、そうえん店の3店舗)でも販売するようになったそうです。
みんなの声を聞いて、みんなのために、みんなで作るお店。そんなコープさっぽろの温かい姿を商品からも感じることができました。
推しポイント④パケ買いしちゃいたくなる見た目の良さ
みなさんは普段買い物をしている時に、ついパケ買いしてしまったことはありますか?買う必要がないのにパッケージがかわいすぎて買ってしまった…という経験がある方もいるんじゃないかなと思います。
かわいすぎるステッカーたち
実はスーパーのお惣菜商品にもかわいい見た目のパッケージが存在するんです!
普段、よく行くお気に入りのお店でパッケージに惹かれることがよくあるのですが、コープさっぽろにもかわいいステッカーやパッケージの商品を見つけちゃいました!
コープさっぽろの商品を見ていると、ちらほらかわいいステッカーが貼られた惣菜が目に入りました。
な、なんだこれは…これがスーパーのお惣菜…だと?
かわいすぎる….。
お肉シリーズの「にくやめし」は赤色をテーマカラーとして動物が細い線で表現されています。一方、魚のおにぎりの「うをめし」は反対に青色がテーマカラーで、葛飾北斎の作品を想像させるような波のイラストが描かれているステッカーが貼られています。
これらのステッカーやロゴなどのデザインは、同じデザイナーさんが制作しているそう。かわいいものが好きな方や美術が好きな方には、特にかなりウケが良さそうだと感じました。これはついつい集めたくなってしまう…!見ていて、かわいい~!とかなりテンションが上がりました。
オリジナル商品
オリジナル商品の文字フォントがどれも大きく、丸っぽいかわいらしい文字がデザインされていたり、商品表示が分かりやすく入っていたりするのが気になりました。「コープさっぽろのファンとしては、ぜひオリジナル商品を買いたい!」というお客様も多いのではないかな〜と思いました。
一目でオリジナル商品と分かる見た目をしているのがいいですよね。
推しポイント⑤思いの詰まった愛のあふれる店内のこだわり
コープさっぽろならではのこだわりは店内にもありました。
買いやすいお店づくり
店内に入店して、一番先に思ったのは棚が低い…!ということ。
いろんな商品が見えやすくなるからかな〜?と2人で予想していたのですが、やはり遠くまで商品を見渡せて探しやすいから&広さを感じさせるためでした!これだと身長が低めの方でもご年配の方も安心して商品を探せますね。
こういった一つひとつのこだわりが、コープさっぽろが愛されている理由なんだな~!と思いました。
店内商品のジャンル分け
店内の商品のジャンルはコープさっぽろ全体で決められているらしく、多少店舗によっても違いはありますが入口は野菜や果物の農産物、肉、魚、お惣菜…などの順番になっているそうです。
また、お子さまのアレルギー対応商品・グルテンフリーコーナー(※)・有機商品コーナーなど、分かりやすくコーナーが分けられているのがすごくいいと思いました。
※グルテンフリー:小麦に含まれる「グルテン」を除去した食事法のことで、グルテンが入っていないことで脂肪や糖の過剰摂取が抑えられるそうです。
the インパクト!見ているだけで楽しい!料理見本
買い物する際に、コーナーごとに置かれている「料理見本」を見たことはありますか?料理見本というのは、その売り場で売られている食材を使って実際に調理したものです。メニューに迷った時にも参考になりそう!と思いました。
行き届いたユニバーサルデザイン
お店に出入りする際に見かけたのが、カートについた拡大鏡と車椅子。
二十四軒店では近くに大学などがないため学生の利用は少ないようです。どちらかというと年配の方が多く利用しているそうなので、目が悪くて商品の情報が見づらい方も快適に買い物ができます。足が悪い方、急に体調が悪くなったお客様がいたとしても車椅子が一つでもあれば安心ですね。
ユニバーサルデザインができているので安心・信頼感が強いです!
まとめ
さてさて!このようにコープさっぽろに潜入して取材をして推しポイントを色々とお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?「知らなかった~!」「すごい!コープさっぽろに行ってみたくなった~!」となった方もいるかなと思います。
コープさっぽろは北海道の方が加入できる生活協同組合で、コープさっぽろの利益を加入している組合員さんに還元するという仕組みになっています。現在、その組合員数はなんと約200万人となっています。
メリットはたくさんありますが、私たちと同じ学生の方にとってもお得なポイントは、アプリやちょこっとカードを提示することでポイントがもらえたり、電子マネー「ちょこっとカード」の利用などによって5%OFFで買い物ができたりすることが大きいと思います…!
少しでもお得に、そして栄養もあって時短できるおいしい惣菜などの料理が買えたらめちゃくちゃ最高ですよね。
私たち学生レポーターも、なかなか普段スーパーに行くことがないため新鮮で、コープさっぽろならではのこだわりポイントや素敵な魅力を、たくさん知ることができました!
ぜひこの記事をきっかけで少しでもコープさっぽろに興味を持っていただけたら幸いです♪
ここまでお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました~!
〈関連リンク〉
▼コープのお店
https://www.sapporo.coop/shopping/store/
▼トヨヒコスイーツ
https://www.sapporo.coop/item/toyohiko/
▼コープサイクル制作の裏側をご紹介!誕生秘話と今後目指していくもの
https://coopcycle.sapporo.coop/media/environment/environment_7039/
北海道で生きることを誇りと喜びに
コープさっぽろの取り組みは、組合員さんのご利用や参加によって「北海道の暮らしを豊かにすること」につながっています。取り組みは組合員さんならどなたでも参加でき、日常を通して気軽に参加できるものもあります。コープサイクルでたくさんご紹介していきますので、ぜひその他の記事もご覧ください。