4月ははじまりの季節。入学や社会人デビューなど、新生活にワクワク(ちょっとドキドキ?)したという方も多いのではないでしょうか?この春、コープさっぽろにも77名の新入職員が入協しました!
そこで今回は、コープさっぽろの新入職員の合同研修にトツゲキ取材。研修の様子をちらっとお見せしちゃいます。また、コープさっぽろの珍しい福利厚生についてもご紹介!新卒入協した方を対象に奨学金返済額の一部を補助する「奨学金返済支援制度」について、利用されている方にお話を聞いてきました!
コープさっぽろ新入職員研修に潜入!
この春、コープさっぽろには高卒職員33名・大卒職員44名の合計77名(ぜんぶゾロ目…!)が新卒入協し、約1カ月半にわたる新入職員研修が行われています(高卒職員は2週間)。今回は、札幌市中央区にある「北海道立道民活動センター かでる2・7」で行った、グループワーク研修に密着してきましたよ!
まず、部屋に入って驚いたのは、壁にずらっと貼られた新聞。新入職員は14グループにわかれてさまざまな活動をするのですが、研修で感じた反省や翌日の目標などをグループで1つの模造紙に書いて壁新聞をつくります。これが、毎日だというから驚き!
そして、ただ壁新聞をつくるのではなく、翌日には新入職員が自分が良いと思った壁新聞に投票します。壁新聞の見やすさのほか、目標は具体的な行動になっているかなどを基準に判断。お互いに評価し合うことで、緊張感を持って研修に臨むことができます。
自分の研修への姿勢を見直す機会になるだけでなく、仲間のがんばりを一人ひとりがしっかり見ることができるステキな試みですね。
ちなみに、コープさっぽろの新入職員研修は、意見交流の活発さや発表力の高さなどから、ほかの企業からも注目を集めています。研修を学ぶために、出向してきている方もいらっしゃいましたよ!
グループワークがスタート!
この日のテーマは「どんな魅力を伝えたら、コープさっぽろに入りたいと思う人が増えるか?」というもの。コープさっぽろのことを何も知らない後輩に伝えることをイメージして、入協したいと思うような魅力を模造紙にまとめて、グループごとに発表をします。
話し合いから発表までの時間は、たった40分間。スタート!の声と同時に、それぞれのグループでは「なにを伝える?」「どう伝える?」と意見が飛び交います。印象的だったのは、何もしない人がいないこと。意見を言う人、メモをとる人、資料をまとめる人、模造紙に書き出す人…。それぞれが、自分の役割を見つけて行動に移します。
これまでの研修で学んできたことをもとに、コープさっぽろの魅力とはなんなのか?を考えて話し合い、まとめ上げたら、いよいよ発表の時間。各グループの発表時間は2分間。発表の順番は挙手制で、次々に手が上がります。
多くあがった意見が、奨学金返済支援制度や遠方からの新卒入協者の引越し費用サポートといった福利厚生。それに、男女ともに取得できる育児休業制度などコープさっぽろの長く働ける仕組みなど。自分たちがこれから働く職場の魅力を、あらためて知ることができたのではないでしょうか?
奨学金返済支援制度とは?
今回のグループワークでも多くのグループがあげていたのが、コープさっぽろの福利厚生の一つ「奨学金返済支援制度」。コープさっぽろでは大学・大学院を卒業し、新卒入協した「奨学金を借りている職員」を対象に、奨学金の返済を一部補助しているんです!
支援内容は、毎月の奨学金返済額の半額を給与として支給するというもの。また、返済月額が2万円以上の職員には、1万円を超えた分を全額支給します。2019年〜2023年の間に131名が利用していて、これは新卒職員の約30%にあたるそうです!
授業料の高騰や親の平均所得の減少などによって、大学生の約半数が何らかの奨学金を受給していると言われています。社会人としてスタート地点に立ったばかりの新卒職員にとって、新しい環境で働くことへの不安がある中で、奨学金の返済をするという不安も大きいもの。そんな新卒職員にとって、この制度は安心して働ける一つの理由にもなりそうです。
ちなみに、コープさっぽろではこれから大学生になるという方、そして大学に通っている方が利用できる、返済のいらない「大学生育英奨学金」もあるんです!コープさっぽろでアルバイトできる方を対象に、金額は1年あたり25万円。最大で4年間受給することができるため、合計で100万円となり、家計の大きな助けになってくれそうです!
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新入職員へのインタビュー
コープさっぽろの奨学金返済支援制度について、実際に利用されている新入職員にインタビューをしました。
玉堀 鈴(たまほり・すず)さん
生活協同組合コープさっぽろ
2024年度 新入職員
玉堀 鈴(たまほり・すず)さん
生活協同組合コープさっぽろ
2024年度 新入職員
酪農学園大学卒。
大学1年からコープさっぽろでアルバイトを始め、
2024年4月にコープさっぽろへ入協。
趣味は料理、お菓子づくり、犬と遊ぶこと。
―――コープさっぽろに入協しようと思ったのはなぜですか?
大学生のときにコープさっぽろでアルバイトをしていて、レジ業務や組合員さんとの触れ合いなどが楽しく、アルバイトに行くのが楽しみでした。
でも、アルバイトをしているうちに、「もっとこうしたらお店がよくなるのに」「組合員さんにもっと喜んでもらうにはどうしたらいいだろう」と思うようになって。アルバイトだとできることは限られているけど、職員になればもっとできることがあるのではないかと感じたのが、入協したいと思った理由です。それに、奨学金制度で助けてもらったこともあり、コープさっぽろに恩返ししたいという思いもありましたね。
―――就職活動ではほかの企業にも応募しましたか?
いろいろな企業を見ましたし、実際に内定をいただいた企業もあります。ただ、自分がどう仕事と向き合うかを考えたときに、楽しく働きたいと思ったんです。それと、私はじっとできるタイプでなはいので(笑)、店内を動き回ったり、新しいことに取り組める仕事をしたいなと。なので、ほかの企業を見たからこそ、「やっぱりコープさっぽろで働きたい」という思いが、より強くなったのだと思います。それに、入協してから利用できる「奨学金返済支援制度」も魅力でしたね。
―――コープさっぽろの奨学金返済支援制度についてどのように思いますか?
私は年が離れたきょうだいが2人いて、大学進学を希望しています。それぞれの学費を親が負担するとなると大きな金額になるので、自分の学費は自分でどうにかしたいと思い、奨学金を受給していました。コープさっぽろでアルバイトをしているときにも「大学生育英奨学金制度」を利用していて、それがアルバイトをはじめたきっかけでもあるんです。
これから奨学金の返済がはじまりますが、最初の3年間をコープさっぽろが支援してくれるのは、とても心強いしうれしいです。
―――今後やっていきたいことがあればおしえてください!
コープさっぽろが行っている社会貢献活動にも、積極的に参加していきたいと思っています。特に気になっていたのが、海外清掃イベント「Hokkaido海のクリーンアップ大作戦!」。今年はじめて参加させていただくので、今からとても楽しみなんです!
また、コープさっぽろでは子どもたちが自由に遊べるトドックステーションや「えほんがトドック」、「チャイルドボックス」など、さまざまな子育て支援を行っています。組合員さんの想いをつなぎ、未来へつなぐ事業にも関わっていけたらうれしいですね。
―――最後に、これから就職活動をはじめる後輩たちにメッセージをお願いします!
私は、自分が楽しいと思えることややりたいことを仕事にしたいと思って、就職活動をしてきました。将来を考えるときに、まずは自分がなにをやりたいかを考えてみるといいと思います。
そして、奨学金を受給している学生さんは、奨学金返済支援制度があるコープさっぽろも選択肢に入れてもらえるとうれしいです。コープさっぽろでは、店舗事業や宅配事業、エネルギー事業、物流事業などさまざまな事業があり、チャレンジできる環境が揃っています。私もいろいろな事業に関わっていけることが、今からとても楽しみです!
インタビューを終えて
玉堀さんのお話を聞いて思ったのが、将来の働く場所を選択するときに「自分が楽しく生きていくためにはどうしたらいいのか」と考えることの大切さ。いろいろな企業を見て、話を聞いて、自分がそこでどのように働いていきたいかを考えることで、自分らしい働き方や生き方が見えてくるのかもしれません。
また、長く安心して働くには福利厚生も大切なポイント。奨学金を受給している学生さんは、社会人デビューと同時に奨学金の返済もスタートします。そんなとき、コープさっぽろのような奨学金返済支援制度があれば、社会人になりたての不安や返済への不安な気持ちを、少しでもやわらげてくれるものになりそうです。
新入職員の発表を聞いていても、安心して働ける環境を大切にしている方が多く、その魅力をいろいろな方に伝えていきたいという強い思いを感じました!「将来やりたいことがない!」と悩んだときは、自分が長く安心して働ける制度があるかどうかにも注目してみてはいかがでしょうか?
〈関連リンク〉
▼【公式】コープさっぽろ リクルートサイト
https://www.sapporo.coop/newgraduate/
▼【公式】コープさっぽろの新卒向け支援制度
https://newgraduate.sapporo.coop/support.html
▼返済がいらないってホント!?「給付型の奨学金」の2024年度受付がまもなくスタート!(※2024年度受付終了)
https://coopcycle.sapporo.coop/media/environment/environment_5118/
北海道で生きることを誇りと喜びに
コープさっぽろの取り組みは、組合員さんのご利用や参加によって「北海道の暮らしを豊かにすること」につながっています。取り組みは組合員さんならどなたでも参加でき、日常を通して気軽に参加できるものもあります。コープサイクルでたくさんご紹介していきますので、ぜひその他の記事もご覧ください。