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コープサイクル」をご覧いただきありがとうございます!コープサイクルは、「北海道で生きることを誇りと喜びにする」をテーマにコープさっぽろが取り組む、社会貢献活動をまとめたサイトです。

「コープサイクルって誰が作っているの?」と、密かに興味を持ってくれている方のために!今回はコープサイクルを制作している「コープさっぽろ 社会貢献推進グループ」に潜入し、コープサイクルの誕生秘話やこれから目指すものについて担当者にお話を伺いました。また、コープサイクル編集部に仲間入りした、学生レポーターもご紹介します!

コープさっぽろ本部に潜入!

こちらは、札幌市西区発寒にある、「コープさっぽろ本部」。店舗本部やサービス事業部、宅配本部、マーケティング部など、コープさっぽろの事業を支えるさまざまな部署が設置されています。
早速、潜入してみましょー!

入口ではトドックがお出迎え。

コープさっぽろが行っている社会貢献の取り組みを紹介するパネルも。

こちらでは、約400名の職員の方が勤務しています。オープンなフロアに各部署が配置されていることもあり、部署の垣根を超えて、職員同士が会話をしながらそれぞれの業務を行っている様子が印象的でした!

そして、こちらの部署にある「社会貢献推進グループ」で、みなさんが今ご覧になっている「コープサイクル」を担当していますよ!

グループ長の能戸さんにインタビュー

社会貢献推進グループのグループ長に、コープサイクルがスタートした経緯などについてお話を伺いました!

プロフィール

能戸 英里(のと・えり)さん

生活協同組合コープさっぽろ
広報部 社会貢献推進グループ グループ長

能戸 英里(のと・えり)さん

生活協同組合コープさっぽろ
広報部 社会貢献推進グループ グループ長

大阪府出身・札幌育ち。
2019年にコープさっぽろへ入協。
夫・大学生の息子・高校生の娘・小学生の息子の5人家族。
趣味は料理とパン屋を巡ること。

―――社会貢献推進グループが誕生した経緯を教えてください。

社会貢献推進グループは2023年度にできた、コープさっぽろの中でも比較的新しいグループです。コープさっぽろでは、暮らしや環境、子育て、福祉、教育、食など、さまざまな分野で社会貢献活動を行っています。

しかし、2019年に組合員さんにアンケートをとったところ、約40%の方がコープさっぽろの社会貢献活動を知らなかったんです。これまで、60万部発行している広報誌「Cho-co-tto(ちょこっと)」で活動をご紹介したり、新聞やテレビなどのメディアで取り上げていただいたりしてきましたが、想像以上に認知度が低く、衝撃が走りました。

コープさっぽろは、約200万人いる組合員さんから出資金をいただいて成り立っている組織。組合員さんの暮らしがより良くなる事業を提供していく使命があります。しかし、どんなに社会貢献活動をしていても、組合員さんに知られていなければ、それはただの自己満足でしかありません。

そこで、私たちが行っている活動を積極的に発信していくために、社会貢献推進グループが誕生しました。組合員さんの出資金が、正しく、そして誰もがよりよい暮らしをするために使われているのだと知っていただけるよう、活動などを通じて発信しています。

―――具体的にどんな業務を行っていますか?

社会貢献動画の制作や、コープさっぽろの社会貢献活動の発信をするための業務を行っています。また、「コープさっぽろ農業賞」や、生産者さんの畑に1日限りのレストランを開店する「畑でレストラン」、「高校生チャレンジグルメコンテスト」など、食で組合員さんや学生さんをつなぐイベントの企画・運営なども、社会貢献推進グループの役割の一つです。

―――これまでで特に印象に残っている業務はありますか?

トドックフードキャラバン」です。コープさっぽろでは、宅配トドックの注文用紙の記入ミスなどで返品された食品を、全道の児童養護施設やファミリーホームで生活する子どもたちのために提供し、有効活用していただくフードバング事業を展開しています。そのフードバンク事業でつながりのある施設で実施しているのが、トドックフードキャラバンという食育活動です。

私はこれまでさまざまな食育活動に携わってきましたが、料理教室に来てくれた子どもたちに「家でも作ってみてね」というお話をしてきました。しかし、施設の子どもたちはさまざまな事情から家庭で料理をするのが難しい状況にあります。これまでと違う環境での活動に、最初はどうしたら料理や食を楽しんでもらえるのか、手探りの状態でした。

何度も足を運んでいくうちに、子どもたちがトドックフードキャラバンをとても楽しみにしてくれるようになって。ウエルカムボードや飾り付けをして出迎えてくれたり、感謝のお手紙をいただいたり、「去年も来てくれたよね!」と話かけてくれたりするのが、とてもうれしかったです。

子どもたちはいずれ施設を卒業しておうちに帰ることがゴールにはなるので、もしかすると喜ばしいことではないのかもしれません。でも、トドックフードキャラバンが生活の中で楽しみの一つになっていて、その時間を目一杯楽しんでいる姿を見ると、とてもやりがいを感じます。

私はもともと、栄養士として病院などで働いていたのですが、自分の子どもが食物アレルギーを発症したことをきっかけに、より食に興味を持つようになって。今までと違う方向から食にアプローチして、食に悩んでいる方の役に立ちたいという思いが強くなっていきました。そんな思いもあって、このトドックフードキャラバンは、私にとっても大切な活動の一つになっています。

―――ずばり!コープサイクルはなぜ誕生したのでしょうか?

コープさっぽろの社会貢献活動を多くの方に知っていただけるよう、活動の内容や背景などをコンスタントにもっと気軽に発信する場として、2022年11月にサイトをオープンしました。コープサイクルは、10〜30代の若い世代の読者も多く、幅広い世代の方に見ていただいています。

学校へ昼食を届ける事業「スクールランチ」や移動販売車「おまかせ便カケル」などの記事を見た行政の方からは、自分の自治体でも可能かどうかお問合せをいただくことも。お困りの方や事業を知りたいという方に、コープサイクルがしっかり情報を届けることができているのだと、実感しています。

―――今後、コープサイクルを通して行っていきたいことを教えてください。

これまではコープサイクルを通じて一方的に情報を発信するだけになってしまっていましたが、今後はコープサイクルを起点にコープさっぽろに関わってくださる方を増やしていきたいと思っています。記事を読むだけではなく、それをきっかけに社会貢献活動に参加をすることで、さらに情報が広がっていく…。そんな、大きなサイクルが生まれたらいいなと思っています。

新たに学生レポーターが加わります!

コープサイクルやコープさっぽろに関わる人を増やしたいという思いから、コープサイクル編集部では4名の学生レポーターをお迎えすることになりました。学生レポーターならではの目線で発信する情報により、新しいアクションや大きなサイクルを生み出してくれることを、編集部一同楽しみにしています!

実は今後、楽しいイベントも企画しています…!内容は随時コープサイクルで発信していきますのでお楽しみに。コープサイクルの今後にも、ぜひご期待ください。

学生レポーターからのコメント

コープさっぽろ公式学生レポーターとして活動するインターンシップに応募してくれた、4人の学生メンバーをご紹介します!

学生レポーター

谷郁果(たに・ふみか)さん

大学4年生

谷郁果(たに・ふみか)さん

大学4年生

はじめまして!北海道で生まれ育って21年。最後の学生生活の1年間として、もっともっと北海道のことを知りたい、好きになりたい!そして自分自身が帰って来られる場所に、していきたい。どうぞよろしくお願いします!

学生レポーター

山本理恵(やまもと・りえ)さん

大学3年生

山本理恵(やまもと・りえ)さん

大学3年生

大学では心理を学んでいます。ライティングの経験や知識を得ること、また北海道の良さを発信したいと感じたため、学生レポーターとして参加させていただくことになりました。コープサイクルを通して、社会人として働くために大切なことを沢山学んでいきたいです。よろしくお願いいたします。

学生レポーター

川井彩奈(かわい・あやな)さん

大学3年生

川井彩奈(かわい・あやな)さん

大学3年生

普段はデザインと絵画を勉強しています。レポーターのお仕事は初めてですが、作品を通して自身の思いを伝える力を活かし”現場の生の声”を記事にして伝えることができるように精一杯頑張ります。

学生レポーター

野家菜々子(のいえ・ななこ)さん

大学2年生

野家菜々子(のいえ・ななこ)さん

大学2年生

今は大学で心理やコミュニティについて学んでいます。コープサイクルを通してたくさんの人と出会って、十人十色の想いを知って、みんなが暮らすこの地域と自分自身の可能性を探していきたいと思っています。よろしくお願いします!

〈関連リンク〉

▼北海道に広がるスクールランチの輪。学校の「給食」が当たり前になるように!
https://coopcycle.sapporo.coop/media/teaching/teaching_1473/

 ▼地域と連携して導入スタート!移動販売「おまかせ便カケル」が買い物の困りごとをお助け!
https://coopcycle.sapporo.coop/media/planning/planning_6731/

北海道で生きることを誇りと喜びに

コープさっぽろの取り組みは、組合員さんのご利用や参加によって「北海道の暮らしを豊かにすること」につながっています。取り組みは組合員さんならどなたでも参加でき、日常を通して気軽に参加できるものもあります。コープサイクルでたくさんご紹介していきますので、ぜひその他の記事もご覧ください。

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