お惣菜
コープさっぽろの玉子焼き、食べたことありますか?
ある日、会社に行くと、学生レポーター同期の理恵がなにやらお弁当を…。
おいしそうな鮭弁当!というか“玉子焼き”が分厚い!?
これ、コープさっぽろのお弁当なんだよ~。一口食べる?
申し遅れました。私たちは、学生レポーターの谷郁果(写真左)と、山本理恵(写真右)です。食べるのが大好きな私たち。こんな分厚くて、ふっくらとした玉子焼きを食べるのはしあわせ〜!
この玉子焼きは、「一体どのように作られているのか?」「 おいしさの秘訣は?」「 どんな人に人気なの?」と、気になる秘密がたくさんあります。その秘密を解き明かすべく、コープさっぽろに行ってみることにしました!
組合員さんにインタビューしてみた
やってきたのは、コープさっぽろきたひろしま店。店舗前にある広い駐車場は車がたくさん。さっそく店内に入り、お目当ての玉子焼きは…と探していると、パン売り場を通り過ぎたところでお惣菜売り場が。お昼ごはんの時間を少し過ぎたくらいでしたが、お弁当を手に取る組合員さんで賑わっていました。
そして、「店内手焼きの玉子焼き」を発見!お惣菜売り場の中でも比較的広い面積を占める玉子焼き売り場。私たちが食べたプレーンのほか、ねぎ入りの玉子焼きや玉子焼きとから揚げがセットになった商品もありました。
おいしそうな玉子焼きがズラリ…!
玉子焼きがヒット商品であることがうかがえましたが、実際に組合員さんはコープさっぽろの玉子焼きをどのように感じているのでしょう。
気になった私たちは、きたひろしま店さんに許可をいただき、実際に組合員さんにお声がけしてお話を聞かせていただくことにしました。
調理師の男性:「毎日コープさっぽろに買い物に来ています。お酒のつまみになるお惣菜がたくさんあるのがうれしいです。玉子焼きは、お酒のつまみとしてよく購入しますが、ふっくらとしていてとてもおいしいなと思います。」
主婦の女性:「普段は自宅近くにある石狩のコープさっぽろを利用しています。今日は用事があって通りかかったので、きたひろしま店に来てみました。夫がコープさっぽろのコロッケと玉子焼きの組み合わせが大好きで、『買ってきて!』とよく言われます。」
組合員さんにとっても愛されているコープさっぽろ。その中でも、玉子焼きはやっぱり大人気なんですね。お酒のつまみにしたり、ごはんのお供にしたりと、組合員さんの日々の食事を彩る楽しみになっているようです。
みんなそれぞれの楽しみ方があるんだな~!私もいろんな食べ方を見つけたい!
美しい玉子焼きをつくる秘訣は?オープンキッチンを見学しました
組合員さんにインタビューをしていると、オープンキッチンを発見!コープさっぽろきたひろしま店では、オープンキッチン式を導入しており、玉子焼きを作る様子を見ることができるのです。
この分厚い玉子焼きをどう作っているのか?秘密を知ることができる、またとないチャンス!店内の売り場からガラス越しに、調理スタッフさんが作る様子をわくわくしながら見学しました。
興味津々な私たち。思わず動画を撮影。
まずは、調理スタッフさんによって、卵が次から次へと流れるように割られていきます。その数、なんと10個以上。分厚い玉子焼きは、卵をたっぷり使うことで実現しているんですね。
卵を大きなボウルにすべて割り終わると、次は流し入れて、巻く作業に入ります。そこでもびっくり!玉子焼きを巻く、と聞いてみんなが想像するであろう玉子焼き用の四角フライパンではなく、なが~い鉄板に流し入れていくのです。
まさかこんな長い鉄板で巻くなんて!
そして取り出したのは、“ヘラ”。驚くことに、コープさっぽろの玉子焼きは、お好み焼きを焼くときに使うあのヘラで巻いていました。
私もやってみたい…!
ヘラでどんどん巻かれていく玉子焼き。そしてあっという間のスピードで、玉子焼きが完成!なんと、コープさっぽろの玉子焼きは、“ひと巻き” で作られていたのです。家庭で作るときのように何度かにわけて溶き卵をいれたり、ひきのばしたりなどをしないことで、きれいな玉子焼きの層が出来上がります。
ふわふわプルプルで、見ているだけでおいしそう…!
玉子焼きは分厚く6等分にカット!なんてぜいたく!
分厚くて美しい玉子焼きを実現するために、コープさっぽろならではの驚きの作り方をされているんですね。鉄板やヘラを用いる工夫は、たくさんの試行を繰り返してたどり着いた努力の結晶です。また、調理スタッフさんの熟練の技術にも感動しました。作る速さと、完成した玉子焼きの美しさ。どれほどの練習を重ねてここまで来たのか…。その計り知れない努力に感銘を受けました。
オープンキッチンを見て、大感動!驚きの連続だったなぁ。私もこんなにきれいに作れるようになりたい…!
老若男女からの絶大なる人気。玉子焼きの誕生秘話とは?
食い入るようにして見学した、玉子焼きの製造過程。鉄板やヘラを使う工夫や、このふわふわプルプル加減…。この玉子焼きが誕生した背景とは?気になった私たちは、コープさっぽろ きたひろしま店 店長の渡部宣義(わたなべ・のぶよし)さん、商品本部 デリカ部 部長の岩本秀文(いわもと・ひでふみ)さん、札幌東地区本部 東デリカSVマネジャーの杉田慎吾(すぎた・しんご)さんにお話をお伺いすることにしました。
生活協同組合コープさっぽろ
(左から)
きたひろしま店 店長 渡部宣義(わたなべ・のぶよし)さん
商品本部 デリカ部 部長 岩本秀文(いわもと・ひでふみ)さん
札幌東地区本部 東デリカSVマネジャー 杉田慎吾(すぎた・しんご)さん
生活協同組合コープさっぽろ
(左から)
きたひろしま店 店長 渡部宣義(わたなべ・のぶよし)さん
商品本部 デリカ部 部長 岩本秀文(いわもと・ひでふみ)さん
札幌東地区本部 東デリカSVマネジャー 杉田慎吾(すぎた・しんご)さん
ーーー本日はよろしくお願いします!早速ですが、玉子焼きはいつから販売しているのでしょうか?商品として販売しているのでしょうか?
実は最初の頃、玉子焼きは太巻きの具材で単品の商品としては売っていませんでした。その後、大惣菜化プロジェクト(※)にあたってお弁当の販売をはじめ、具材のひとつとしての玉子焼きを作っていて。この頃はまだ、家庭で使う玉子焼き用の四角いフライパンを使用していましたね。
そうしていると、うれしいことに組合員さんから「玉子焼きだけで買えないの?」という声をたくさんいただくようになったんです。単品として売るようになると、四角いフライパンでは製造が追いつかず、鉄板で作るようになりました。
玉子焼きを単品販売しはじめて3年ほどが経ちますが、老若男女問わずにリピーターさんも増え、今ではお惣菜売り場に欠かせない大ヒット商品になっています。
※大惣菜化プロジェクトについて詳しくはこちら
カイモノのセンタク~vol.6 「食べる幸せ」編~”おいしいお店”のヒミツに迫る!
ーーーコープさっぽろの玉子焼きの味付けのポイントを教えてください。
北海道の家庭に近い味付けを目指しました。本州では出汁がじゅわっと染みだす玉子焼きが主流ですが、北海道の玉子焼きは甘めの味付けでしっかりと焼くのが特徴です。コープさっぽろの玉子焼きも、ほどよい甘さと出汁加減で作っています。
太巻き用の玉子焼きの製造を始めた2016年から現在まで、味付けはほとんど変えていません。このように自信を持って作り続けてこられたのは、組合員さんから「おいしい!」と言っていただけるからです。
ーーー最後に、渡部店長、岩本部長、杉田さんのお気に入りの惣菜をぜひ教えてください!
たくさんありますが、パン部門だと「フレンチトースト」がお気に入りです。美瑛産小麦粉を使って作るこだわりの食パンを使用していて、甘さとぜいたく感がたまりません。あとはやっぱり、「魚屋の脂ののった焼き鮭!弁当」ですね!分厚い鮭に加えて、玉子焼きが真ん中にドンと入っていて、コスパもばっちりですよ。
学生さんには「これぞソース焼きそば」がおすすめですよ!冷めてもおいしいし、塩おにぎりとの相性がバツグンです。僕もよくお昼ご飯に食べています。
「これぞソース焼きそば」は中華鍋で作っているのですが、中華鍋じゃないとあのおいしさは出せない。そして、粉末と液体のダブルソースがこだわりです。
コープさっぽろを知り尽くしているといっても過言ではないお三方のお気に入りお惣菜。これは食べるしかない! そして、玉子焼きが太巻きの具材からはじまっていたとは。その太巻きもまたおいしいんだろうなあ…。
分厚さを生かして3種類の玉子焼きアレンジに挑戦!
玉子焼きをつくる工程を見学し、店長さんたちにその製造秘話をインタビュー。さらにはおすすめ商品もお聞きした私たちは、すっかりお腹が空いてしまいました。「あの分厚い玉子焼きをサンドイッチにしたらおいしそうだよね…」とぽつり。
そこからというものの、この取材の帰り道は玉子焼きの話題で持ちきり。あんな食べ方はどうだろう、こんな日に食べるのはどうだろう…と妄想が膨らみました。
ということで、日を改めた後日。いろいろなシチュエーションを仮定し、玉子焼きアレンジを2人で楽しんでみました。その様子をご紹介します!
友だちとピクニック!玉子サンドを持っていこう
天気のいい日は外でランチ!札幌には緑のきれいな公園もたくさんありますよね。友だちとのピクニックにたまごサンドを持っていくのはいかが?
分厚さを生かしたたまごサンド。はさむだけでこんなにおしゃれ!思わずSNSにあげたくなっちゃう。
華金の一人おうち飲み。おつまみは玉子焼きで
1週間の疲れがたまる金曜日。お惣菜に頼って“一人おうち飲み”もいいですよね。お酒のおつまみにもぴったり!
いろんなものと相性バツグンな玉子焼き。冷蔵庫に眠る梅干しや少し余った明太子など、調味料の消費にもちょうどいいかも。チーズは電子レンジで少し溶かすのがおすすめです。
午後3時のおやつの時間!玉子焼き×ソフトクリーム!?
小腹が空いた午後3時に。ソフトクリームとあわせてひと休み。
実は好奇心でやってみたこの組み合わせ。プリンやフレンチトースト、クレープに似ているような…。意外とアリかも!?
撮影に使った玉子焼きは、インターン先の社員のみなさんに試食してもらったのですが、やはりこの玉子焼きの分厚さに歓声があがっていましたね~!「こんな食べ方も美味しそう!」という感想もあり、紹介した3種類以外にもまだまだたくさんの楽しみ方ができそう。
店舗で作る過程を見学し、お好きな食べ方でどうぞ!二度楽しめる玉子焼き
コープさっぽろのヒット商品の一つ、「店内手焼きの玉子焼き」。きたひろしま店での取材や製造工程の見学、そして食べ方もご紹介してきました。
家庭の味に近い味付けと、それとは反対に家庭ではなかなか作り出せない分厚さやふわふわ感が人気の秘密だと実感しました。そして、大きな鉄板の上でへらを使って巻く職人技は、実際に見ると感動すること間違いなし!ぜひ店舗でたしかめてみてほしいです。
そのまま食べることはもちろん、そのシンプルな味付けだからこそできるさまざまな楽しみ方。ぜひおひとりでも、友だちとでも、家族とでも!コープさっぽろの玉子焼きが、素敵なひとときに一役買ってくれるはずです。
これまで、スーパーといえば主婦というイメージがあったけれど、今回の取材を通してスーパーをとても身近なものに感じるようになりました。コープさっぽろの玉子焼きはとってもやさしい味で、食べるたびにあたたかい気持ちにしてくれます。まるで実家の料理のような安心感があるので、一人暮らしの学生さんなど、ぜひ一度食べてみてほしいです!
実は、この記事を書く前から、コープさっぽろの玉子焼きの大ファンだった私。誕生秘話や組合員さんの声、店長さんたちのお話をお聞きして、玉子焼きのことも、コープさっぽろのことも、より一層好きになりました。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました〜!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!これまでコープさっぽろに足を運んだことがなかったという方は、まずはウィンドウショッピング感覚で行ってみるのもおすすめです♪ 今日の夜ごはんや明日のお弁当に、ぜひ玉子焼きを手に取ってみてくださいね~!
〈関連リンク〉
▼大惣菜化プロジェクト
https://www.sapporo.coop/item/daisouzai/
▼どうしてコープさっぽろの中に無印良品が?きたひろしま店でその理由を探ってみた!https://coopcycle.sapporo.coop/media/planning/planning_5840/
▼コープサイクル制作の裏側をご紹介!誕生秘話と今後目指していくもの
https://coopcycle.sapporo.coop/media/environment/environment_7039/
北海道で生きることを誇りと喜びに
コープさっぽろの取り組みは、組合員さんのご利用や参加によって「北海道の暮らしを豊かにすること」につながっています。取り組みは組合員さんならどなたでも参加でき、日常を通して気軽に参加できるものもあります。コープサイクルでたくさんご紹介していきますので、ぜひその他の記事もご覧ください。