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私たちの生活の基本となる衣・食・住。今回はその「食」にまつわるお話です。いきなりですが、アイルランドのことわざにこんな言葉があることをご存知でしょうか?

“一番明るい笑い声が聞けるのは、食べ物が一番おいしい場所。”

あたたかい食事にホッとする瞬間。みんなでテーブルを囲んでする会話。栄養を補給して空腹を満たすだけでなく、食事は豊かな時間そのものをもたらしてくれるものでもあります。初対面の人とでも食事をともにすることで、打ち解けられた!なんてこともきっと多くの人が経験していますよね。

今回はそんな「食」と「幸せ」の関係のことや、コープさっぽろが行ってきた食にまつわる取り組みをご紹介していきます。みなさんが「おいしい毎日」を送れるヒントがきっとあるかも?ぜひ最後までご覧ください!

食と幸せはつながっている!?

ここでみなさんに、あるアンケートの結果を紹介します!このアンケートは「食」と「幸せ」のつながりを調査したもの。生きる上で欠かせない食事に対する意識が、生活の中で感じる幸福度にどのように影響しているかをまとめたものになっています。

Hakuhodo DY Matrix「100年生活者調査~食事編~」(2023)より引用

ここで行っているのは、「食事で幸せな気持ちになったことはありますか?」と「あなたはどの程度幸せですか?(10点満点)」という2つの質問。その結果分かったのは、食事で幸せになった経験が「よくある」と回答した人は、「ない」という人に比べて幸福度が高い傾向にあるということでした。

Hakuhodo DY Matrix「100年生活者調査~食事編~」(2023)より引用

また、「食事で幸せになったことがある」という人には、そのときの状況についても詳しく聞きました。

〇不自由なく食事がとれた時
・美味しいものを家族で食べている時。十分に食べられない人達もいると思うと幸せ(女性、40代)
・毎日3度の食事ができること自体、幸せだと感じる(男性、80代)
〇家族や知人と食事ができた時
・週一回は友人と夕食を食べることで、食事が楽しみになっている(女性、20代)
・普段食べたことのない料理を、家族全員で食べて色々な感想を言う時間はとても幸せ(女性、40代)
〇美味しいものに偶然出会えた時
・何度も食べに行きたくなるような美味しい、自分好みの店を見つけると幸せになる(女性、20代)
・たまたま入ったレストランで、注文した料理がおいしくて夫婦二人で幸せを感じた(男性、50代)
〇料理が上手にできた/褒められた時
・自分で作った回鍋肉が、あまりの出来に感動して幸せを感じた(男性、20代)
・夫と食べるだけで幸せだが、美味しいと褒めてくれると最高に幸せ(女性、70代)
〇ゆっくりリラックスして食事ができた時
・景色がきれいなところで、ひとりランチをするのが最近の楽しみ(女性、20代)
・仕事や将来のことでストレスを感じていても美味しいものを食べるだけで幸せ(女性、30代)

こうしたエピソードからも、食にまつわる小さな幸せを感じられることが、毎日の幸福度を高めてくれているということが分かるのではないでしょうか。

ところがそうと理解していても、食の質を高めることが難しいと感じることもありますよね。「ゆっくり料理を作りたいけど、忙しくて時間が取れない」「料理の経験が少なく、ついつい外食ばかりになってしまう」などなど、私自身も悩んでしまうことがあります。
そんなふうに毎日の食生活をちょっと良くしたいと考えている方にお伝えしたいのが、あなたの助けになるかもしれない、コープさっぽろの取り組みです。

「おいしいお店」から「ひとりでもおいしいお店」へ

コープさっぽろでは、2020年からある取り組みを始めました。その名も「大惣菜化プロジェクト」。これは食にこだわった「おいしいお店」を目指してお店づくりを行ってきたコープさっぽろが、さらに組合員さんに満足してもらえるようにと始めたもの。
一体どんな取り組みなのか、コープさっぽろ商品本部の担当者さんにお話を聞いてみました。

―――「大惣菜化プロジェクト」とはどのような取り組みなのでしょうか?

コープさっぽろでは質の高い食を提供する「おいしいお店」という合言葉を掲げてきましたが、「一人でもおいしいお店」への転換を目指して始めたプロジェクトです。農産・畜産・水産の各部門の食材を使用しながら、バリエーションが豊富で鮮度の高い商品を開発。店内での調理機能をより充実させて、できたての惣菜として提供しています。
例えばサラダも過度な殺菌をせずに当日入荷のフレッシュな野菜でつくれるなど、より新鮮で美味しい商品を組合員さんに提供できる仕組みとなっています。

―――なぜそのようなプロジェクトが始まったのでしょうか?

近年では一人暮らしの高齢者や共働き世帯が増えるなど、調理をする時間がない人が増加したこと、一人分を調理するのが億劫になった人が増えたことで素材を買っても食べきれず食品ロスになってしまう問題が起こっています。コープさっぽろでは1998年から「おいしいお店」を展開してきましたが、核家族や一人世帯でも利用しやすいようにと、さらに組合員さんにお喜びいただける商品を追究していく中でこのプロジェクトが始まりました。

―――組合員さんからの反響はいかがですか?

2020年2月に1号店として「コープさっぽろ にしの店」に大惣菜化プロジェクトを導入したところ、初日から想定以上の反響がありました。一番人気は「魚屋の脂ののった焼き鮭!弁当」。切りたての鮭を店内調理することで美味しいまま提供することが可能になり、組合員さんからは「味付けがよい」「鮭の厚さに感動した」というお声をいただきました。現在は他の店舗でも導入が広がっていて、デリカ部門の売上向上につながっています。

―――今後このプロジェクトはどうなっていくのでしょうか?

2020年に始まった「大惣菜化プロジェクト」ですが、現在も進化できるような取り組みを続けています。札幌市内だけでなくその他の地域でも導入を進めたことで、各地の組合員さんからも好評の声をいただけるようになりました。
今後も”食”の社会問題を解決するとともに、組合員さんの期待に応えられるような商品の提供を目指していきます。

編集部が選ぶおすすめ惣菜

コープさっぽろが行っている「大惣菜化プロジェクト」。実際に店舗ではどのような商品が販売されているのでしょうか?食欲をそそる惣菜たちの中から、コープサイクル編集部がおすすめ商品を選んでみました!ぜひ気になった方は店頭で探して、手にとってみてください!

※店舗により取り扱いの無いものや、品切れとなっている場合もございます。あらかじめご了承ください。

その1)魚屋の脂ののった焼き鮭!弁当

先ほどの話の中でも登場した、このお弁当。2020年の登場以来、お弁当コーナーの人気No.1を獲得し続けています。その特徴はなんと言っても、大ぶりの2つのおかず。「脂ののった大鮭焼き」と「大きな手作り玉子焼き」が入っています。サイズだけでなく、ふっくらとした食感に、絶妙な味付けもリピートしたくなるポイント。
鮮度の良い生鮮品を扱い、店内調理で仕上げるからこそのクオリティ。そして、なんといっても手頃なお値段!魅力のつまった、コープさっぽろならではのお弁当です。

その2)とうふサラダ

こちらも「大惣菜化プロジェクト」が始まったことをきっかけに、開発された商品のひとつ。「豆腐にこだわり尽くしたサラダを作ろう!」という想いから開発がスタート。
大豆の横綱とも呼ばれる北海道産の「とよまさり」を使用し、胚軸や種皮などを丁寧に除去。大豆本来のコクと旨味が凝縮された豆腐のサラダができあがりました。そしてこのために作られた豆腐は、「究極至高の濃厚豆腐」として販売。どちらも人気商品となっています。

その3)手羽元を生姜醤油に漬けた。そして、煮た。

一瞬なにかの間違い!?と思ってしまうような、ながーーい名前。実はこれ、しっかり考えて付けられたネーミングなんです。デリカコーナーにはこのような商品がいくつかあって…例えば他にも「豚タン焼きとねぎ塩は合うと思います。」「鶏レバーを漬けて焼いて、タレを絡めてできました。」などなどユニークな名前の商品が。

ナニコレ!と言いたくなるような珍しい光景として、某テレビ番組でも取り上げられたこの惣菜品。遊び心が感じられますが、このネーミングを始めたきっかけはコロナ禍で商品の試食ができなくなってしまったこと。組合員さんが味を想像しやすいようにと、このような長い商品名にして売り始めたところ反響があり、売上もアップしたそうです。

「おいしい」を届ける工夫は他にも

ここまですぐに食べられるおすすめの惣菜品をご紹介してきましたが、毎日の食を充実させてくれるコープさっぽろの取り組みは他にもたくさん!
続いては料理をするときに便利な商品や、うれしい情報についてもご紹介します。

トドックの「フレッシュミール」で簡単調理!

コープさっぽろの宅配サービス「トドック」。店舗にはない限定商品なども買うことができるのですが、その中のひとつに、「フレッシュミール」というミールキットがあるのをご存知でしょうか?「ポトフセット」「豚の生姜焼きセット」などさまざまな種類があり、商品の中にはカットされた野菜やお肉などのほか、小分けにした調味料とレシピが入っています!

毎日ご飯を用意する上で、「なにをつくるか献立を考える」というのも頭を悩ますポイントですよね。そんなときにこの商品があれば、料理に慣れていない方でも、さっとその日のメイン料理を作れる便利なセットとなっているのです。

便利な食材「骨取りお魚」と「野菜ミックス」

店頭で買える、便利に使える食材もたくさん!
1つ目の「骨取りお魚」は、その名のとおり骨を除いてから店頭に並べた魚の切り身です。献立にお魚やを取り入れたいと思っていても、調理が面倒で避けてしまうという人も多いのではないでしょうか。調理の前の処理はもちろん、食べるときも骨を気にせず食べられる優れもの!小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめしたい商品です。

2つ目にご紹介するのは「カット野菜ミックス」。どんなスーパーでも野菜ミックスは販売されていると思うのですが、コープさっぽろの特徴はその種類が豊富なこと!いろいろな料理にあわせて用意されているので、好みの具材を買い足すだけで、すぐに調理ができてしまいます。
パッケージには野菜ミックスを使った料理の写真も載っているため、こんな料理ができそう!とイメージしながら作ることができますよ。

レシピを探すなら「ちょこっと」で!

最後にご紹介するのは、コープさっぽろの広報誌「Cho-co-tto」。2012年4月の創刊以来、手の込んだものから毎日作れる料理まで、さまざまなレシピを紹介してきました。その中には、忙しい毎日をちょこっと楽チンにしてくれる時短術なども!2021年6月号に掲載されたのは、「わが家の翌日楽する時短術」。ちょこっと読者の方から届いた400件以上の応募の中から、厳選した7つの時短アイデアが載っていますよ。

「Cho-co-tto」 2021.6月号(PDF) ※掲載はP.30~33

その他にもさまざまなレシピを掲載しているので、献立に迷ったときや、新しい料理に挑戦したいときなどにぜひご覧ください!レシピは紙面のほか、Instagramでも紹介しています。

▼ちょこっと旬レシピ(Instagram)
https://www.instagram.com/chocotto__kurashi/
▼コープさっぽろの広報誌「Cho-co-tto」バックナンバー
https://www.sapporo.coop/content/?id=2474

食べることから幸せを

食にまつわるさまざまな取り組みを行っているコープさっぽろ。「おいしいお店」という合言葉を掲げて商品開発などもしてきましたが、はじめからそうだった訳ではありません。今でこそ「質の良い食材を買うなら」と選んでもらえることも増えましたが、かつてはさまざまな事業に手を出す中で、品質がないがしろになってしまっていた時代も。
しかし1998年に経営危機を経験したことをきっかけに、もう一度組合員さんにとって良いお店とはなにかを深く追究した先に、地域一番の食品スーパーを目指そうとさまざまな取り組みを進めてきました。

食事にこだわるためには、時間とお金が必要。そんなふうに考える人も多いかもしれませんが、ちょっとした工夫で幸福度を上げられる選択もきっとあるはず。そのための手段やきっかけを見つけられる場所こそが、「おいしいお店」!
コープさっぽろの存在が、みなさんの食や暮らしを充実させていくことにつながれば、うれしく思います。

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