イベント
開催決定!
プロジェクト

2024.11.19

主役は20代!特別ディナー「Second table」開催

▼ 目次

20代になって一人暮らしをはじめたという方も多いのではないでしょうか?でも、「一人暮らしは出費が多くなり、食費を削っている…!」という声をよく耳にします。極端に食費を削ってしまうと、バランスのとれた食事が叶わなくなり、心身の健康を維持できなくなるかもしれません。心と体を豊かにするためには、「食」が大切な要素に。美しい料理、心おどる香り、大切な人と食事を楽しむ時間…。食は日々の暮らしに彩りを添えて、心の豊かさも育みます

そこでコープさっぽろでは、「もっと20代のみなさんと一緒に食に対して向き合う時間をつくりたい」「20代のうちに良い食体験をすることで食への興味関心をもってもらいたい」という思いから、20代のみなさん向けに大人の食育イベントを開催!20代ゲストに向けて、20代の料理人や生産者が贈る、1日限りの特別ディナーコースをご用意します。

20代限定!ディナーコースイベント「Second table」

コープさっぽろでは毎年、子どもたちのための食育の場、「食べる・たいせつフェスティバル」を開催しており、親子で学ぶことのできるとても人気のイベントです。

〈関連リンク〉
▼「食べる・たいせつフェスティバル」についてはこちらもチェック
https://coopcycle.sapporo.coop/media/tag/tabe-fes/

子どもの時は学校で食について学ぶなど、食育は身近でしたが、大人になるとなかなか食と向き合う時間ってないですよね。でも、一人暮らしを始めたり、働き始めたり、さまざまなチャレンジの多い20代にも、食の楽しさを届けたいのです!!
そこで2025年2月に、20代のみなさんに向けたおいしいイベント「Second table」(セカンドテーブル)を開催します。

イベントでは、通常ですと12,000円で提供するコース料理を一人3,000円で楽しめる、1日限りの特別ディナーコースをご用意しました。
コース料理をいただくだけでなく、楽しく学べる食事のマナー講座や、20代生産者の話を通して食材が提供されるまでの過程について知ったり、食材の食べ比べをしたり。五感をフル稼働させて、食べることを楽しむ企画もご用意します!

「Second table」開催概要

▼開催日時
2025年2月21日(金) 18:00〜21:00(予定)
▼会場
エルムガーデン
▼住所
札幌市中央区南13条西23丁目5-10
▼料金
参加費 一人3,000円(通常12,000円のコース内容)
▼募集人数
30名
▼募集期間
2024年12月9日(月)~

※イベントの応募や詳細につきましては2024年12月に公開するイベント募集記事の公開をお待ちください。

エルムガーデン「バンケット」

料理も食材も20代の料理人と生産者でつくります!

今回のイベントはコープさっぽろとコープサイクル編集部が企画や運営をします。

絶賛企画中の運営メンバー。

当日の料理はこれから大活躍間違いなしの20代の料理人が中心となってつくります!
さらに、次世代の農業を支える、こだわり詰まった生産をする20代の生産者さんの食材をいくつか使わせていただくことに。
ゲストも料理人も生産者も20代。20代が主役のイベントなのです。

イベント当日にもお越しいただく、20代の料理人と生産者メンバーをご紹介します!
みなさんには「20代のうちにやりたいこと」を聞いてみました。見ているだけでワクワクする、これからの夢や希望を教えてくれましたよ。

料理人紹介

(左)神村 太陽さん (中央)林 宏弥さん (右)菊池 龍也さん

自然の恵みを生かしたジャンルレス料理
フリーランス料理人 神村 太陽(かみむら・たいよう)さん
1996年6月9日生まれの沖縄出身
工業高校調理科卒業後、沖縄県内のリゾートホテルに勤務。
2019年に北海道・洞爺のミシェル・ブラス トーヤに勤務。
富良野・フラノ寶亭留、札幌市・アグリスケープを経て、現在はフリーランスの料理人として活動中。

●20代のうちにやりたいこと
子どもたちも楽しみながら学べるような、食育の場をつくりたい。

食材の繊細な味を引き出す料理
エルムガーデン勤務 林 宏弥(はやし・ひろや)さん
1999年5月17日生まれの旭川出身
三笠高校の調理課卒業後、旭川の某有名ミシュラン星付き寿司店にて勤務。
その後札幌・エルムガーデンにて勤務し、現在は宴会会場担当として腕を振るう。

●20代のうちにやりたいこと
自分のアイデンティティとなるような食材や料理を見つけたい。

北海道の四季を感じる料理を目指す
ル・ミュゼ勤務 菊池 龍也(きくち・りゅうや)さん
2002年3月20日生まれの札幌出身
2022年専門学校卒業後、2022年ル・ミュゼに入社し、勤務。

●20代のうちにやりたいこと
海外に行ってたくさんの料理や文化に触れその地域の特色を学びたい。

生産者紹介

(左)大塚 悠生さん (中央)新海 萌香さん (右)仲川 明夢さん

アジアを代表するオーガニックファーマーを目指す大塚ファーム5代目後継者 
大塚 悠生(おおつか・ゆうき)さん
2002年5月28日生まれの新篠津町出身
農家の息子、男三兄弟の長男として生まれ小さい時から農業を手伝いを始める。
小学6年生の時に、実家である大塚ファームが「日本農業賞」を受賞し、
表彰式で両親が自身の農業に対する思いや夢を語っている姿に感化され、農家を継ぐことを決意する。
その後、農業高校・専門学校を経て、20歳で家業に就農。
現在、農繁期は家業に専念し、農閑期は国内外で農業研修を行っている。
将来は三兄弟で家業を継ぎ、持続可能な食料生産で経営規模を現在の10倍にし「アジアを代表するオーガニックファーマー」を目指す。

●20代のうちにやりたいこと
経験や挑戦に力を注ぎ、先代が築き上げた大塚ファームをスケールアップできるようにしたい。

自然・生き物がとにかく大好き
新海 萌香(しんかい・もえか)さん
1999年7月27日生まれの愛知県阿久比町出身
帯広畜産大学に進学し在学中にスイスにて酪農研修(留学)も経験。
有機農家とその知識を学びたい人を繋ぐシステム「WWOF(ウーフ)」の活用経験もあり、その時においしいアイス屋さんとして紹介してもらったのが「神威ファーム」。
2023年4月に積丹町の地域おこし協力隊に着任し「神威ファーム」で働きはじめる。

●20代のうちにやりたいこと
たくさんの挑戦と経験と失敗をして学ぶことを大切に過ごしたい。

1本釣り漁師を目指す漁師
仲川 明夢(なかがわ・ひろむ)さん

2003年2月1日生まれの北広島市出身
中学校までを地元の北広島で過ごし、その後奥尻島の北海道奥尻高等学校に入学。
高校卒業後は奥尻島で地域おこし協力隊に就職。
漁師になるために島の漁師の元や鹿部漁業研修所で研修をし、去年に漁師として就職。

●20代のうちにやりたいこと
ロープを引っ張る姿勢など仕事で必要な体の使い方を覚えたい。

20代の料理人、生産者メンバーに今回の話をさせていただくと、「同じように食に向き合って過ごしている同世代と交流できる機会はなかなかなかったので、とても楽しみにしています」「同じ20代のみなさんにこそ自分でとった(育てた)食材を食べてほしいので、うれしいです」など、意気込みを教えてくれました。みなさん、イベント当日までどうぞよろしくお願いいたします!

今の20代は「食」についてどう考えている?座談会で聞いてみた

どんなイベントになるとより20代のみなさんにワクワクした体験を届けられるか、運営メンバーで考えていたところ、「20代のことは同じ20代に聞いてみよう!」ということに。

20代向けのアンケートを実施し、26名の方々に「食について」のアンケートにお答えいただきました。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
アンケートでは、「食に興味があるか」という問いには96.2%が「はい」という回答に。

Q.「理想の食生活はありますか?」という問いには、

  • 「バランスよく3食食べたい」
    という意見が特に多く、ほかには、
  • 「とにかく好きなものを好きな時間に好きな量たべたい」
  • 「朝ごはんをしっかり食べたい」
    など、食に対しての思いが見えました。

Q.「同じ20代で集まってコース料理を食べるイベントが、どんなイベントだと参加したいですか?」という問いには、

  • 「こだわっている空間やコース料理は緊張する人が多いと思うので、和気あいあいとした雰囲気が良い」
  • 料理一つひとつのこだわりや、裏話が聞けると楽しい。オシャレな空間でオシャレな料理を食べてみたい」
  • 「作り方、材料の仕入先などの過程を知れるイベント」
  • コース料理の食べ方やマナーを知りたい
    などの声が集まりました。

20代のさまざまな意見を知ることができ、「もっと20代の食についての話を聞きたい」そう思った運営メンバーは、コープさっぽろ広報部の20代メンバーとコープサイクル学生レポーターに食について話を開きました。

左から
コープサイクル学生レポーター 川井 彩奈(かわい・あやな)さん
コープサイクル学生レポーター 野家 菜々子(のいえ・ななこ)さん
コープサイクル学生レポーター 谷 郁果(たに・ふみか)さん
コープさっぽろ広報部 前田 帆乃香(まえだ・ほのか)さん
コープさっぽろ広報部 木村 野乃香(きむら・ののか)さん
※オンライン参加 コープさっぽろ広報部 前田 楓華(まえだ・ふうか)さん

―――食に興味を持ったきっかけはなんですか?

帆乃香さん

生まれた時からずっと食べることが好きだったと思います(笑)。あらためて振り返ると、母が料理上手で、ご飯だけでなくお菓子作りなどもしてくれました。小さいころからこだわりのある食事に囲まれていたので、食に対する良い思い出がたくさんあり、食への興味も・関心が高いのだと思います!

野乃香さん

高校時代毎日お弁当を作っていて、「おいしい」「お弁当きれいだね」と言われてから料理が得意なんだ!と思い、料理をし始めたのが食への関心が高まったきっかけですね。それもあり、高校では薬の勉強をしていましたが、調理や食に関わることもいいなと思い、管理栄養士を取るために大学に行きました!

楓華さん

自分で働いて稼ぎ、お金の使い方も自分で考えられるようになり、お店や自炊で好みの味や食感を探していくのが楽しいと感じたことです。
おでんの大根や煮物など幼少期は嫌いだと思っていた料理も、好みの味を見つけられることで、大人になっておいしさがわかるようになりました。

―――今までで記憶に残っている食体験はありますか?

楓華さん

やっぱり何よりよく覚えている味はお母さんの作ってくれるご飯の味です。長期で自宅を空けると、「お母さんのご飯が食べたいなー」と思うほど、お母さんの手料理が好きで恋しくなります。

彩奈さん

私はお父さんがつくってくれるオムライスですね。昔から父が料理や食事にこだわりがあり、家でもよく作ってくれました。料理をたくさんするというわけではない私も、何か1品足したいなという時にオムライスをつくることがあるくらい、オムライス好きになりました。

菜々子さん

なぜか小さい時はカレーが苦手だったのですが、友人の家に遊びに行って友人のお母さんに出していただいたのがカレーライスで。でも、友人の家ではカレーライスに生卵を乗せていたので食べてみようと思い食べてみたらとてもおいしかったんです。そこからカレーライスが食べられるようになりました。苦手や嫌いと思っていたものが食べられるようになったという体験は今でも良く覚えていますね。今ではカレーライスが大好きです!

ーーーコース料理にはどんな印象がありますか?

郁果さん

普段の食事の中では、なかなか食事だけに向き合うということがないなと思っていて。友人との食事など、誰かと話ながら食べる食事も好きで大事です。ただ、コース料理で食べられると聞くと、目の前のおいしいものに集中して食べる時間にできるのかなと思って、それはとてもワクワクしますね。

菜々子さん

コース料理を食べたことがないのですが、高級で、小さい料理が大きなお皿に乗って次々と出てくるイメージです。コース料理を食べながら、料理一つひとつのこだわりや、裏話が聞けたりするといいなと思っています。オシャレな空間でオシャレな料理を食べてみたいです!

座談会をしてみて、食を絡めた体験は昔のことでもよく記憶に残っていることが印象的でした。
苦手だったものが食べられるようになったり、誰かと一緒にご飯を食べながら過ごした経験だったり。
このイベントでも、食を絡めて20代が集まり同じ時間を過ごすことで「食のたいせつさを知る」一生忘れられない体験にしたいと考えています。

アンケートでは、「コース料理を食べたことがありますか?」という質問に対して19.2%(5名)がないという回答でした。「Second table」では、コース料理を食べたことがない20代のみなさんも気軽な気持ちで楽しんでもらえるよう、ただいま企画中です!
イベント情報は後日詳細をコープサイクル内の記事で告知するので、ぜひチェックしてくださいね!

同年代で集まり、和気あいあいとした雰囲気に。

20代のうちに、食のたいせつさを知ろう

今回企画や運営をしている私自身も食べることのたいせつさを忘れてしまい、20代前半に体調不良を繰り返した経験があります。そんな経験から、日々の食事への向き合い方はとてもたいせつなことだと痛感しました。
ぜひ、このイベントで同じ20代の仲間と出会い、非日常なコース料理体験を通して、食べることの楽しみやたいせつさを感じてもらいたいと思います!

12月公開の記事では、「Second table」の詳細や応募方法についてなども掲載されますので、ぜひそちらの記事も楽しみにお待ちください。

〈関連リンク〉
▼食べる・たいせつフェスティバル2023開催決定!子どもたちに楽しい「食育」の体験を
https://coopcycle.sapporo.coop/media/food/food_2878/

▼今年も開催!「畑でレストラン 2024」生産者さんの畑に一足早くおじゃましました!
https://coopcycle.sapporo.coop/media/food/food_6752/

▼「コープさっぽろ農業賞交流会」レポート。生産者さんの情熱に思わず感動!
https://coopcycle.sapporo.coop/media/food/food_1453/

北海道で生きることを、誇りと喜びに

コープさっぽろの取り組みは、組合員さんのご利用や参加によって「北海道の暮らしを豊かにすること」につながっています。取り組みは組合員さんならどなたでも参加でき、日常を通して気軽に参加できるものもあります。コープサイクルでたくさんご紹介していきますので、ぜひその他の記事もご覧ください。

組合員への加入はこちらから

関連記事
学生&一人暮らしの方に特に推したい!コープさっぽろの魅力大発見♪
プロジェクト

学生&一人暮らしの方に特に推したい!コープさっぽろの魅力大発見♪

カイモノのセンタク〜vol.5 「食品表示」編〜パッケージで読み解く食べもののヒミツ
プロジェクト

カイモノのセンタク〜vol.5 「食品表示」編〜パッケージで読み解く食べもののヒミツ

ギョギョ!!コープさっぽろの「魚」への愛がスギョかった。
プロジェクト

ギョギョ!!コープさっぽろの「魚」への愛がスギョかった。