食育
お仕事体験

〈前編〉「食べる・たいせつフェスティバル」に行ってみた

▼ 目次

食育って何だろう?

こんにちは!コープさっぽろ学生レポーターの川井と山本です。突然ですが、みなさんは「食育」と聞いてどんなイメージを抱きますか?

「たくさん食べること?」
「好き嫌いをなくすこと?」

などなど、そのイメージは多岐に渡るのではないでしょうか。

私たちも最初は、このような感じで、ふわっとしたイメージを持っていました。でも、食育には、生きていくうえでとても大切な意味が込められていたのです。
それを知る鍵は、コープさっぽろ人気イベント「食べる・たいせつフェスティバル」にありました。
早速、私たちと一緒に、のぞいてみましょう!

早速潜入!「食べる・たいせつフェスティバル」苫小牧会場

やってきたのは、「食べる・たいせつフェスティバル2024」苫小牧会場。通称「食べフェス」!会場内はとても広くて、すでにたくさんの家族でにぎわっています。3歳〜小学校くらいまでの、幅広い年齢のお子さんがいましたよ!

「食べフェス」は2007年から毎年全道で行われている、「食」「くらし」「環境」など数多くの参加型体験プログラムが楽しめる、食育イベント
毎年、全道で8会場も実施しているそうです!

〈過去の食べフェス記事はこちらから〉
▼「食べる・たいせつフェスティバル2024」が今秋も全道で開催
https://coopcycle.sapporo.coop/media/foodeducation/foodeducation_7737/
▼まるでコープさっぽろのテーマパーク!?「食べる・たいせつフェスティバル」に行ってみた
https://coopcycle.sapporo.coop/media/foodeducation/foodeducation_1248/

会場に入る前から楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

家族連れでにぎわっていますね!

どんな体験ができるの?

早速会場を見ていきましょう。ここでは、20個を超えるたくさんのブースがあり、食育に関してさまざまな方法で学ぶことができます。

説明がクイズ形式だったり、体験しながら子どもたちに感じたことがあるか質問するなど、どのブースも、楽しめてなおかつ学びになるように工夫されていました。どのブースも大人気でしたよ!

このように、体験プログラムの内容は企業によってさまざまな方法で行われます。いろいろな企業のブースを回って最も強く感じたことは、「食育」という共通テーマにおけるアプローチの多様性です。一つの会場で、たくさんの視点から食育について学ぶことができることが、「食べる・たいせつフェスティバル」の素晴らしい点だと感じました。

苫小牧会場で行われた体験プログラムをいくつかご紹介します!

ブース紹介1:ホクト株式会社 「きのこのひみつ大発見」

みんな真剣に考えています!

きのこにまつわるクイズをはじめ、きのこの匂いを嗅いだり、きのこの部位による感触の違いを実際に触って確かめたりと、五感を使って「きのこ」を学べる体験プログラムでした。
最後には、一つの瓶からきのこは何本生えてるんだろう?と確認してみたり、もぎ取ってお持ち帰りができたり。さらにはおいしく食べる方法なども伝授していて、これぞ食育!だなと思いました。

川井

クイズを通して食べ物の知識を得たり、直接触れたりすることで、より今後の生活のさまざまな場面で生きてきそうですね。
後日、ホクト株式会社にインタビュー取材もさせていただきました!その様子はこちらの記事でご紹介しています!
▼〈後編〉「食べる・たいせつフェスティバル」に行ってみた
https://coopcycle.sapporo.coop/media/foodeducation/foodeducation_8603/

ブース紹介2:コープさっぽろ サポート運営部「レジ打ち体験」

本物の店員さんみたい!

ここでは、本物のお金を使ってレジ打ちをするなど、子どもたちが店員とお客さんの役を交代しながら体験できるので、いろいろな視点で学べるのがいいですね。

食育に関する体験と聞くと、どうしても食べ物を扱ったものを思い浮かべてしまいがちではないでしょうか。
しかしこの体験では、食品を選んで代金を払って購入するという、その過程を通して、食を学べるのです。いつも当たり前のように食べているおいしい料理は、家族がこうして買いに来てくれているからあるのだと、今まで見えなかった部分を知ることができるので、感謝の気持ちを持つきっかけになりますね。

山本

このように、食について、さまざまな視点から学ぶことができるのも、食べフェスだからこそ!
食材を買ったり、献立を考えたり…など、経験してみないとその大変さはわかりづらいと思います。「いつも料理を作ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを持つことも、食育の大切な一歩なんですね。

ブース紹介3:ホクレン農業協同組合連合会「オリジナルのブランド米を作ろう!」

お米を袋に慎重に入れていきます…!

オリジナルのブレンド米づくりと精米体験ができるブースです。
こちらは「ゆめぴりか」と「ふっくりんこ」「ななつぼし」を好みの割合で袋に入れ、精米機でブレンド米を作ることができます!最初に米にまつわるクイズから始まり、親子でオリジナルのブランド米づくりを楽しんでいました。
お米の新たな魅力を知るきっかけになったのではないでしょうか。

川井

身近なお米だからこそ、あらためて学べるのは子どもたちにとっても貴重な体験ですね!

ブース紹介4:北海道コカ・コーラボトリング株式会社「 自分だけのオリジナルコーヒー石鹸を作ろう!」

SDGsを考える上でも良い体験ですね!

北海道コカ・コーラボトリング株式会社は、コーヒー飲料の副産物であるコーヒー豆の出し殻をアップサイクルしたコーヒー石鹸を作る体験を行っていました。

作り方は、まずポリ袋に入れた石鹸素地にコーヒーの出し殻を加え、混ぜます。
よく混ざったら、お湯を2〜3回に分けて加え、耳たぶくらいの柔らかさになるまでよく練り合わせます。そうしたら、好きな形に整え、ラップなどの上に置き、風通しのいい場所で4〜5日乾燥させたら完成!

山本

子どもたちは終始楽しそうにオリジナルコーヒー石鹸を作っていましたよ。楽しみながら食育やSDGsについて学べる、とても良い体験だなと思いました。

ブース紹介5:コープさっぽろ 配食事業部「配食クルリン キッズベルコンでお弁当作り」

みんな集中しています!

ゆっくりと動くベルトコンベアー。
白衣に着替えてベルトコンベアーの周りに並び、8人分のプラスチックのお弁当容器に自分の担当のおかず(唐揚げやマカロニサラダ、さつまいもなど)を詰めていく体験です。

みんなの努力の結晶です!かわいいですね♪

最後はかわいらしい猫ちゃんのふたをして完成!体験後はみんなで作ったお弁当をお持ち帰り。自分で頑張って作ったお弁当は、きっととびきりおいしいはず。

川井

体験を終えた子どもたちはみんな口を揃えて「楽しかった!」と言っていました。楽しみながら頑張って作った体験は、きっとこれからもいい思い出として残りますね。

以上、人気ブースや気になったブースをメインにご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
こういったイベントをきっかけに親子で食育について改めて考える時間を作るのもいいですね。

「食べる・たいせつフェスティバル」の取材を終えて

川井

実際に食べフェス会場に足を運んでみて、取材する身として見ていてもすごく楽しそうだと思いました。そして、子どもの頃このイベントを知っていたら、絶対にやってみたかったなと思います。すごく魅力的でワクワクするような内容ばかりで素敵だなと思いました。トドル券がもらえるのも、お仕事してお金をもらった気分になれるのですごく楽しそうでしたね。

山本

食育について、企業によって多種多様なアプローチがあるのがとても興味深かったです。子どもたちも熱心に取り組んでいるのが伝わってきて、見ていて私までうれしくなりました。楽しみながら学べる機会は、とても貴重なものだと思います。そのため、この体験は間違いなく子どもたちの財産になるだろうと感じました。食べる・たいせつフェスティバルをもっともっといろいろな人々に知ってもらい、体験してもらいたいです。

後日、きのこを学べる体験ブログラムを行っていたホクト株式会社にインタビューさせていただき、食べる・たいせつフェスティバルや食育についてもお話しを伺ってきました。インタビューの様子は、次の『〈後編〉「食べる・たいせつフェスティバル」に行ってみた』でご紹介しますので、ぜひそちらもご覧ください!

〈関連リンク〉
▼食べる・たいせつフェスティバル公式サイト
https://tabefes.sapporo.coop
▼【北海道の食の未来】大人から子どもまで楽しめる食育イベント「食べる・たいせつフェスティバル」
https://www.youtube.com/watch?v=GVsd8cxY1QM

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