▼ 目次

「Instagramで見ていた、憧れのスイーツが目の前に出てきた瞬間」「20歳になり、初めて一口飲んでみたお酒」など、誰でも一度は印象に残っている食体験があるのではないでしょうか?今回募集するイベントは、コープさっぽろが「20代のうちに良い食体験をすることで食への興味関心をもってもらいたい」という思いで主催するディナーフルコースイベントの第1回目。

以前の記事でもご紹介した、20代ゲストに向けて、20代の料理人や生産者が贈る、一夜限りの特別フルコースイベント「Second table」の参加募集がいよいよスタートです!

20代限定のフルコース料理イベント「Second table」とは?

Second table(セカンド テーブル)は、

20代がつくり、20代が集う

今日この瞬間だけのテーブルを通じて

未来(Second)に繋がる食の化学反応を起こしていく

20代(Second)がメインストリームとなる食の祭典。

をコンセプトに開催する一夜限りの特別フルコースイベントです。

会場内もロゴデザインに合わせて装飾され、その空間で過ごすだけでも、きっと特別な気持ちになること間違いなしです!

当日のお楽しみをちょっとだけ公開

今回のイベントの会場は札幌・中央区にある「エルムガーデン」です。

エルムガーデン

四季を感じられる庭園が魅力のエルムガーデンに冬だけ登場する、大人気ブース「アイスバー」も使用し、まずはじめにウェルカムドリンクをご用意してお待ちしております!

写真は過去のアイスバー会場のイメージ写真です。

〈関連リンク〉
▼エルムガーデン公式サイト
https://www.elm.cc/

20代生産者と20代料理人のスペシャルセッション

今回のイベントは20代が主役。次世代の農業を支える、20代の生産者さんのこだわりが詰まった食材を使って、これから大活躍間違いなしの20代の料理人が中心となってつくります!

20代のゲストの心に残る一日になるよう、ただいま企画中!

当日は

<20代生産者>

(左)大塚悠生さん(中央)新海萌香さん(右)仲川明夢さん

  • アジアを代表するオーガニックファーマーを目指し農家をする、大塚 悠生(おおつか・ゆうき)さん
  • 幼いころから動物と関わる仕事がしたいと考え、スイスへの留学などを経て、動物の幸せを考えたファームづくりに邁進し、今回のイベントでは大切に育てた豚を提供いただいた、新海 萌香(しんかい・もえか)さん
  • 高校から地元を離れ、漁師になるために奥尻に移住して漁師として働いている、仲川 明夢(なかがわ・ひろむ)さん

<20代料理人>

(左)神村太陽さん(中央)林宏弥さん(右)菊池龍也さん

  • 20代でフリーランスの料理人という新しい道を開拓する神村 太陽(かみむら・たいよう)さん
  • 結婚式の会場としても、季節ごとに空間含めた演出力の高いレストランとしても人気なエルムガーデンで料理人をする、林 宏弥(はやし・ひろや)さん
  • 専門料理の表紙なども飾るル・ミュゼ石井シェフの下で腕を磨く、菊池 龍也(きくち・りゅうや)さん。

にご協力いただき、生産者×料理人のコース料理7品をご用意します。

エルムガーデン「バンケット」

ほかにも、同じテーブルで力を合わせて考える「食べ比べ食材当てクイズ」など、20代同士の交流ができる企画もご用意します。おいしく、思いの詰まった食事を楽しみながら、20代同士の交流も深めちゃいましょう!

「Second table」参加者募集について

「Second table」募集概要

▼開催日時
2025年2月21日(金) 18:00〜21:00(開場:17:30)
▼会場
エルムガーデン バンケット
▼住所
札幌市中央区南13条西23丁目5-10
▼料金
参加費 一人3,000円(通常12,000円のコース内容)
※ドリンクは別途
▼募集人数
30名
※応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。
▼募集期間
2024年12月11日(水)~2025年1月8日(水)12:00まで
▼募集資格
1.SNSに顔出しOKの方
2.開催当日時点で20歳~29歳 までの方
▼当落連絡
2025年1月24日(木)16:00頃まで
▼募集方法
以下URLの応募フォームよりお申し込みください。
応募はこちらをクリックしてください。
▼応募に関する注意事項
1.応募はお一人様1回限りとさせていただきます。
2.ペアで申し込む場合もグループの代表1名のみ応募してください。
3.会場までのアクセスをご確認の上ご応募ください。

20代生産者の新海萌香さんに会いに行ってきました

今回のイベントで豚肉を提供していただく、新海萌香(しんかい・もえか)さんに会いに積丹町へ行ってきました。

新海 萌香さん

現在、地域おこし協力隊として神威(かむい)ファームで働き、養豚や農園、カフェでの勤務をされています。食材となる植物や動物を、育てることから提供することまでに関わる萌香さんの、思いをインタビューさせていただきました。

(左)編集部スタッフ(右)新海 萌香さん

―――神威ファームでは普段どんな仕事をしていますか?

カフェのオープン日は主にカフェで接客やドリンクをつくっています。今日はカフェが休みなので、今から動物たちにエサをあげる準備をし、エサをあげます。

―――萌香さんが神威ファームで働くことになったきっかけはなんですか?

大学在学中に行ったスイスでは放牧酪農をしている家族と1年過ごしました。その家族は、自分たちが食べるための果樹や野菜、お肉まで育てていました。それだけでなく、牛舎や家を作ったり、壊れた機械を修理したりするなど、なんでも自分たちでやってしまうんです。 彼らの生き方や、多様な牧場のあり方を見てきたことが、 自分の理想の農業(生活)を考えるきっかけになりました。

スイス滞在中の写真。

それから日本に戻り、就職活動中にいろんな農園や牧場へ視察に行かせていただく中で神威ファームに出会い、「自分の理想のファームだ」と思ったんです。
偶然訪れていた間に地域の催しをやっていて、地域の方に積丹町の地域おこし協力隊の話などを聞かせていただいて。その制度を利用できたらここで働けるかもしれないと考え、滞在中の最終日に「神威ファームで働きたいです」とオファーしました!

「背中をかいてあげると喜んでくれます」と教えてくれました。

楽しいだけじゃなく、自分にとって価値があるなと感じるのは、オーナーのアッシュと一緒に仕事ができる時間です。神威ファームをいずれオフグリット(電力の自給自足)にしたいと考えていると話してくれたり、神威ファームのビジョンなどを聞いたりすると、毎回学びがあります。
最近は自分自身が成長することが大事だなと感じる瞬間が多く、ここでたくさんの経験を通して学ぶこと時間も、「楽しい」とは違うかもしれませんが、とてもワクワクします。

―――Second  tableで達成したいことはありますか?

先日自分たちで育てた豚を初めて出荷したのですが、出荷した後スーパーに行くと、スーパーに並ぶ一つひとつの豚もここに並ぶまでたくさんの時間がかかっているんだなと思ったんです。うちの豚たちは15カ月一緒に過ごしました。
今回のイベントでは、愛情込めて育てた豚を提供させていただくので、この豚が産まれてから神威ファームでどんな生活をしていたのかは知ってほしいなと思っています。
私はお肉を食べるのが好きです!だからこそ、日々向き合いながら、自分が動物たちにできることを精一杯したいと思いながら過ごしています。その思いが伝えられる1日にしたいです。

20代シェフの神村太陽さんにインタビューしました

フリーランスの料理人として活動する、神村太陽(かみむら・たいよう)さんにも話を伺いました。

―――料理人になろうと思ったきっかけはなんですか?

僕は沖縄出身なのですが、幼稚園の頃同じクラスの友だちのお父さんが、沖縄にある米軍基地の料理人をしていました。公務員の料理人なので、土日が休みで、その友だちの家に遊びに行くといつも家族で過ごしていました。僕の父はとても忙しい人だったので、家族で一緒に過ごしていたり、友だちからお父さんに目玉焼きのつくり方を教えてもらった話を聞いたりして、料理人という仕事へ憧れもあって、僕自身小さい時から絵を描いたり工作したり、創作することが好きだったこともあり、幼稚園の時にはすでに将来は料理人になりたいと思っていました。

―――フリーランスの料理人として、どんな活動をされていますか?

フリーランスなのでその時々で活動は変わります。レストランの中に1人の料理人として入って現場を回すこともあれば、今回のようにイベントに呼んでいただいて、イベントで料理人をすることもあります。ほかには、出張でコース料理のケータリングをするサポートや、自分で料理イベントを企画して実施したこともありました。

僕は、もっと料理のレベルを上げていつか自分のレストランをオープンさせたいと考えています。一つのレストランにいて学ぶ方法もありますが、今は毎回自分で学びたい料理があるところに出向いて一緒に働かせてもらうなど、自分次第で自由に動けるフリーランスという道を選びました

―――休日のリフレッシュ方法を教えてください。

北海道に来てからは生産者さんが身近になり、知り合いの畑にいくとリフレッシュします。また、山に入って山菜やきのこを探す時間も休日の楽しみです。料理人は体を動かす仕事だと思いますが、自然の中に入るといつもとは違う体の動かし方になり、体の緊張がほぐれると思っています。苦労してよい食材を見つけた時の感動は大きいですね。
ほかにも、たまに行く外食や奥さんと家でワインを飲むのも僕の最高のリフレッシュになっています!

神村さんが採ったきのこ。

―――参加を検討している20代のみなさんに向けてメッセージをお願いします。

北海道には、素晴らしい食材をつくる生産者さんがいます。その方々がコース料理のイベントに直接来てくれるというのは、なかなかない機会です。
コース料理という非日常体験に、緊張する方もいるのかと思いますが、幼少期から思い描いた夢を叶えて、本当に料理しかやってきていない同じ20代の僕が本気でつくるので、ぜひ参加してもらいたいです!!

「食」を通して最高の仲間と出会おう

今回の企画をする中で、さまざまな20代のみなさんの話を聞きました。大学生はインターンに興味を持ち、積極的に参加。働き始めている方は働いているジャンルとは別のコミュニティーに参加するなど、多方面のことに興味を持ち積極的な20代が多い印象でした!イベント「Second table」でも、非日常的な食体験を通して、未来につながる新たな仲間との出会いや挑戦が生まれるきっかけとなる場を用意したいと思っております。20代のみなさんの参加応募お待ちしております!

▼「Second table」への応募はこちらから!
コープさっぽろ主催食イベント「Second table」参加応募フォーム 

〈関連サイト〉
▼フードロスを防ぐトドックフードバンクに密着したら、やさしさの循環を見つけた。
https://coopcycle.sapporo.coop/media/food/food_6396/
▼畑でレストラン@ハスカップファーム山口農園×下國伸シェフ
https://coopcycle.sapporo.coop/media/food/food_7644/
▼海のクリーンアップ大作戦「学生運営ボランティア」に密着!
https://coopcycle.sapporo.coop/media/environment/environment_7363/

▼イベントに関するお問い合わせ
csap.shakaikoken@sapporo.coop

北海道で生きることを、誇りと喜びに

コープさっぽろの取り組みは、組合員さんのご利用や参加によって「北海道の暮らしを豊かにすること」につながっています。取り組みは組合員さんならどなたでも参加でき、日常を通して気軽に参加できるものもあります。コープサイクルでたくさんご紹介していきますので、ぜひその他の記事もご覧ください。

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